子どもの反抗期はいつから?イヤイヤ期・小学生・思春期の3つの時期と、疲れた親が楽になる関わり方

栄養カウンセラー ちあきこの記事を書いた人
栄養カウンセラー ちあき
小児外科専門医 小森広嗣 監修

「うるさいな」「わかってるって!」。少し前まで素直だった子が、急に口ごたえをするようになった。何を言っても反発されて、こちらもつい声が大きくなる——反抗期って、いつまで続くんだろう、と途方に暮れること、ありますよね。

先にお伝えすると、反抗期は多くの子に、成長の中で何度か訪れるもので、よく言われるのは2〜3歳ごろ、小学生のころ、思春期の3つの時期です。どの時期も、「自分でやりたい」「自分で決めたい」という気持ちが育っているサイン。だから、押さえつけるより、少し距離をとって見守りながら、話を聞くのが近道になります。

この記事でわかること

  • 反抗期はいつから?よく言われる3つの時期
  • 時期ごとの関わり方
  • 反抗期に疲れたときの、親の心の守り方

反抗期は、いつから?3つの時期の目安

時期年齢の目安よく見られる様子
第一次反抗期(イヤイヤ期)2〜3歳ごろ「イヤ!」「自分で!」。何でも自分でやりたがる
中間反抗期小学校の低学年〜中学年ごろ口ごたえ、へりくつ、言い返す。「なんで?」が増える
第二次反抗期(思春期)小学校の高学年〜中学生・高校生ごろ口数が減る、「うるさい」、部屋にこもる、親と距離をとる

始まる時期も、続く長さも、強さも、子どもによって本当にさまざまです。目に見える反抗がほとんどない子もいます。

反抗期は、2〜3歳・小学生・思春期の3回が目安。時期も強さも、その子しだい。

どの反抗期も、「自分」が育っているサイン

反抗期の「イヤ」「うるさい」は、親を困らせたいわけではありません。「自分で考えたい」「自分で決めたい」という気持ちが、まだうまく言葉にならずに出てきている姿なんです。

親の言うことをそのまま聞いていた時期から、自分の考えを持つ時期へ。反抗期は、子どもが親から少しずつ離れて、自分の足で立とうとしている途中だと考えると、少し見え方が変わってきます。

時期ごとの関わり方

2〜3歳(イヤイヤ期):選ばせて、待つ

「イヤ!」が出たら、「赤い服と青い服、どっちにする?」と、小さな選択肢を出して、自分で選ばせるのがおすすめです。自分で決められると、気持ちが落ち着きやすくなります。泣いて止まらないときは、抱っこや背中をなでるなど、触れて落ち着くのを待ちましょう。くわしくは、イヤイヤ期の対応の記事にまとめています。

小学生(中間反抗期):言い分を、最後まで聞く

へりくつや口ごたえが増える時期です。言い負かそうとせず、「あなたはそう思ったんだね」と、まず言い分を最後まで聞く。そのうえで、「私はこう思うよ」と、親の考えを伝えます。ルールは、頭ごなしに決めるより、一緒に話し合って決めたほうが守りやすくなります。

思春期:距離をとって、扉は開けておく

口数が減ったり、部屋にこもったりするのは、自分の世界をつくっている証拠でもあります。根掘り葉掘り聞くより、「いつでも話は聞くよ」という空気を残して、少し距離をとるのがおすすめです。ごはんの時間や、車で送り迎えする時間など、横並びの時間に、ぽろっと話が出てくることもあります。

時期合言葉
2〜3歳選ばせて、待つ
小学生言い分を、最後まで聞く
思春期距離をとって、扉は開けておく

小さいころは選ばせる、小学生は聞く、思春期は扉を開けておく。

わが家の反抗期

わが家にも、絶賛反抗期中の長男がいます。朝からつい「勉強したの?」と小言を言っては、反発される。そんな日常の繰り返しです。

高校生の娘とも、派手な親子喧嘩をしてしまったことがあります。きっかけは、本当に些細なことでした。でも、娘の反抗的な態度に、私の導火線にも火がついてしまって。売り言葉に買い言葉で、最後は「もういい!少し頭冷やす!」と言って、自分の部屋にこもりました。

一人になると、「あー、またやっちゃった」と自己嫌悪。親だって、いつも大人な対応ができるわけではないんですよね。

反抗期に疲れたときは

反抗期の子と毎日向き合うのは、本当に疲れます。疲れたと感じるのは、それだけ真剣に向き合っている証拠です。

  • ぶつかったら、いったん離れる:言い合いになりそうなときは、「少し頭を冷やしてくるね」と、その場を離れていい
  • あとで、短く謝る:言いすぎたと思ったら、「さっきは言いすぎた、ごめんね」とひとこと。親が謝る姿は、子どもにとっても学びになります
  • 自分の体を整える:眠りが足りない、お腹がすいている、疲れている——親も子も、体に余裕がないと、イライラは増えやすくなります
  • ひとりで抱えない:パートナーや、話せる友だちに、気持ちを聞いてもらう

思春期の子どものイライラと体の関係は、中学生・高校生が疲れやすい、イライラするのはなぜ?の記事に、家族へのイライラとの付き合い方は、家族へのイライラを手放す3つのヒントの記事にまとめています。

ここまでできていれば、大丈夫です

  • 反抗期は、成長のサインのひとつだと知っている
  • 子どもの言い分を、最後まで聞くことがある
  • ぶつかったときに、いったん離れることができた
  • 言いすぎたときに、短く謝れた

こんなときは、相談を

次のようなときは、学校の先生や、地域の相談窓口、医療機関に相談してみてください。

  • 暴力がある、物を壊すことが続く
  • 学校に行けない日が続いている、部屋から出てこない日が続く
  • 眠れない、食べられない、元気がない日が長く続く
  • 親自身が、つらくて眠れない、気持ちが追いつめられている

よくある質問

反抗期がないのは、問題ですか?

目に見える反抗がほとんどない子もいます。それだけで心配することはありません。親子でよく話せている、子どもが自分の気持ちを言葉で伝えられている、ということもあります。気になるのは、反抗がないことより、気持ちを出せる場所がないように見えるときです。

小学4年生ごろから、急に口ごたえが増えました。

小学校の中学年から高学年は、自分の考えが育ち、友だち関係も複雑になる時期です。口ごたえは、自分の考えを言葉にする練習でもあります。言い負かさず、まず聞いてあげてください。

反抗期は、いつまで続きますか?

続く長さは、子どもによって違います。思春期の反抗期も、多くは少しずつ落ち着いていきます。終わりが見えないときこそ、「いまは、この子が自分をつくっている途中なんだ」と思い出してみてくださいね。

今日からできるワンアクション

今日は、ひとつだけ。

次に口ごたえされたら、言い返す前に「あなたはそう思ったんだね」と、ひとこと返してみませんか。 それだけで、話の向きが少し変わることがあります。

反抗期は、親にとっても成長の時間。完璧じゃなくて大丈夫。ちりつもで、一緒にやっていきましょうね。

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LifeCrescendo が目指しているのは、困りごとが消えることだけではありません。栄養で体と心の土台を整え、その先で、子どもとご家族が「楽しく生き続ける」ところまで、一緒に歩むこと。いまの困りごとから、1つ、2つずつで大丈夫です。(私たちが大切にしていること)

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この記事をお届けした人

栄養カウンセラー ちあき

ちあき
心と体の栄養カウンセラー | ライフクレッシェンド株式会社 代表
── ライフコーディネーターとして、ご家族の食卓と、毎日の選択の隣にいます

特別支援学校の教員でした。教えていたのは、音楽です。言葉にならない声を、聞き取る仕事でした。その聞き取り方を、いちばん近いところで試されたのが、わが子の子育てです。わが子の発達に悩み、「私の愛し方が足りないのだろうか」と自分を責めた日々もありました。転機は、体の土台を整える「栄養」でした。

メロディーは、その人のもの。私が変えるのは、リズムのほう。

小児外科専門医のクリニックで、子どもと家族の栄養カウンセリングを重ねてきました。いまも毎日、現場にいます。2019年の秋からは、地域の親子ひろばなどで、ベビーマッサージ・タッチケアの教室も開いています。

弘前大学 教育学部 障害児教育課程卒。特別支援学校教諭一種免許(知的障害・肢体不自由・病弱)、中学校・高校 音楽教諭一種免許。オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)認定。『7つの習慣®』実践会認定ファシリテーター。3児の母。

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ちあき|こどもの栄養カウンセラー×3児の母🌱 @LifeCrescendoC