この記事を書いた人
栄養カウンセラー ちあき
(この記事は、ちあきが国分寺の親子ひろばで開いているベビーマッサージ教室の記録の1つです)
2月2日、寒い朝のことでした。
教室に出かける準備をしていたら、息子が「学校に行きたくなーい!」。……よりによって、今日なんです(苦笑)。
先にお伝えすると、この日の教室は満席でした。1歳の子、4〜6か月の赤ちゃん、そしてモデル役を引き受けてくれた3歳のお姉ちゃん。服の上から、いつでも、何歳でもできるタッチケアを、みんなで楽しんだ1時間のお話です。
その朝、息子に「お人形さん役」を頼んでみた
「ベビーマッサージの赤ちゃんのお人形さん役、してくれる?」
苦しまぎれに頼んでみたら、最初は「いいよ!」と言ってくれたんです。ところが、外に出たらそのまま学校に連れて行かれる……と、本人もちゃんと勘付きまして(笑)。結局、息子はお家でお留守番になりました。
「学校に行くか行かないか、もう一度考えてね!」
そう言い残して、自分を落ち着かせるように、教室へ向かいました。完璧な母には、ほど遠い朝です。
満席の教室で、感じたこと
この日は、入りきれなかった方がいたほどの満席でした。入れなかった方、本当にごめんなさい。そして、来てくださって、ありがとうございました。

家の中で赤ちゃんとふたりきりで過ごしていると、どうしても行き詰まる日がありますよね。私もそうでした。だからこそ、同じ時期の親子が同じ部屋に集まって、顔を合わせて笑い合える時間は、それだけで心がほどけるんだなと、あらためて感じた日でした。
1歳と、4〜6か月。月齢でちがう楽しみ方
この日は、1歳の子と、4〜6か月の赤ちゃんが多い回でした。
- 1歳の子:とにかく遊びたい時期です。マッサージより遊びに夢中なら、それでいいんです。お母さんが耳だけ傾けていてくれれば、十分。遊びたい気持ちこそ、育ちのいちばんのエネルギーですから
- 4〜6か月の赤ちゃん:お母さんの手のぬくもりに、うっとりしていました。のどが渇いたら、途中で授乳しても大丈夫です
持ち帰りの一行:その子の「いま」に合わせて、できるところだけで大丈夫。
3歳のお姉ちゃんが、モデルになってくれた
きょうだいで参加してくれたご家族がいて、お母さんの許可をいただいて、3歳のお姉ちゃんにモデルをお願いしました。
3歳の子にも、マッサージはもちろん心地よく届きます。やっていることは赤ちゃんと同じなんです。ただ、2歳を過ぎるころからは、「ベビーマッサージ」というより「タッチケア」と呼ぶほうがしっくりくるかな、と私は考えています。分かれ目は、自我が育ってきているかどうかです。
本当は、お姉ちゃんこそ、お母さんにたっぷり触れてもらいたい年ごろなんですよね。それでも快くモデルを引き受けてくれて、胸がいっぱいになりました。
仕上げのころには、お姉ちゃん、だんだん眠くなって飽きてきて……。本来は、嫌がったらそこでストップです。この日は最後まで付き合ってもらいました。お姉ちゃん、ありがとう!
持ち帰りの一行:赤ちゃんだけじゃない。上の子にも、触れてもらう時間を。
私の教室で、大切にしていること
教室でいつもお伝えしているのは、この3つです。
- 服の上から、いつでも、どこでも、何歳でも:オイルも、特別な道具もいりません。バスタオル1枚あればできます
- 嫌がったら、すぐストップ:無理に続けないことが、いちばん大事なんです
- お母さんが、耳を傾けているだけでいい:やらなきゃ、と思わなくて大丈夫。知っているだけで、いつか「あ、今だ」という日がきます
そしてもう一つ。教室のあとには、いつも質問の時間をとっています。夜泣き、癇癪、歯みがき、食べること。マッサージの話から、毎日の子育ての話になることも多いんです。
おうちでできる、ひとつ
今日は、ひとつだけ。
寝る前に、子どもの背中を、肩のあたりからお尻に向かって、ゆっくり撫で下ろしてみませんか。 急がず、「のーんびり」が合言葉です。
ここまでできていれば、大丈夫です
- 1日のどこかで、子どもに触れる時間が少しある
- 子どもが嫌がったら、やめられる
- 上の子にも、触れてもらう時間をつくれている
その日の夜のこと
教室が終わって、急いで家に帰ると、息子は折り紙をしていました。
「さっきのこと、考えてくれた?」と聞いたら……無視(笑)。
「勇気を出して、行ってみよう!」と、担ぐように自転車に乗せて、途中でココアを買って、なんとか途中から登校できました。
その日の夜、息子がひとこと。「学校、楽しかったー」
ホッとして、肩の力が抜けました。触れること、待つこと、ちょっとだけ背中を押すこと。教室で毎回お伝えしていることを、わが家でも、毎日練習中です。
ちあきさんに、話してみたくなったら
教室で「うちの子、これで大丈夫かな」と聞いてくださるお母さんたちと話していると、毎回思うんです。悩みの多くは、ひとりで抱えているあいだがいちばん重い、と。
触れ合いのこと、食べること、眠ること、気持ちの波のこと。家庭で続けられる心と体の栄養のヒントを、LifeCrescendo の公式LINEでお届けしています。「ちあきさんの話を、もう少し聞いてみたい」と思ったら、まずはLINEでつながっていてくださいね。
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この記事をお届けした人

ちあき
心と体の栄養カウンセラー | ライフクレッシェンド株式会社 代表
── ライフコーディネーターとして、ご家族の食卓と、毎日の選択の隣にいます
特別支援学校の教員でした。教えていたのは、音楽です。言葉にならない声を、聞き取る仕事でした。その聞き取り方を、いちばん近いところで試されたのが、わが子の子育てです。わが子の発達に悩み、「私の愛し方が足りないのだろうか」と自分を責めた日々もありました。転機は、体の土台を整える「栄養」でした。
メロディーは、その人のもの。私が変えるのは、リズムのほう。
小児外科専門医のクリニックで、子どもと家族の栄養カウンセリングを重ねてきました。いまも毎日、現場にいます。2019年の秋からは、地域の親子ひろばなどで、ベビーマッサージ・タッチケアの教室も開いています。
弘前大学 教育学部 障害児教育課程卒。特別支援学校教諭一種免許(知的障害・肢体不自由・病弱)、中学校・高校 音楽教諭一種免許。オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)認定。『7つの習慣®』実践会認定ファシリテーター。3児の母。
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ちあき|こどもの栄養カウンセラー×3児の母🌱 @LifeCrescendoC
