毎年同じ山に登る理由。高尾山で見つけた「家族の成長」と「人生のバロメーター」

栄養カウンセラー ちあきこの記事を書いた人
栄養カウンセラー ちあき
小児外科専門医 小森広嗣 監修

こんにちは! 3人の子育て真っ最中、栄養カウンセラーのちあきです。

秋が深まると、わが家では「高尾山に登ろうか!」という話が持ち上がります。子どもたちが通っていた幼稚園が山登りを大切にしていたこともあって、気がつけば毎年の恒例行事になりました。

とはいえ、美しい紅葉を静かに楽しむ…なんて優雅なものではなく、現実は「お母さん、お腹すいた!」「お団子まだ!」「もう無理、歩けない!」という声が飛び交う、なかなかにぎやかな(というか、騒がしい?笑)山登りです。

でも、つい先日登った時、とても面白い発見があったんです。

この記事でわかること

  • 家族で毎年同じ山に登る理由
  • 登山が、体と心の「バロメーター」になること
  • 「もう無理!」の先にある学びと、家族というチーム

登山は、体と心の「バロメーター」

以前は2歳の頃からでも平気な顔で登っていた次男が、今回に限っては「もう無理…」「疲れた…」と、序盤からヒーヒー言っている。

その一方で、夫(小児科医です)は、ここ数年「膝が痛い」というのもありましたが、それ以上に、週末は日々の仕事の疲れが抜けきって体がだるく、「休日に山登りなんて、体力も気力もとてもじゃないけど無理」と言って、登山をずっと避けていたんです。

ところが今回は、むしろ私より軽やかに登っているんです。「あれ、膝も痛くないし、全然疲れないぞ!」なんて、本人も驚いた様子で。

(ちなみに私は、タイムを気にしてストイックに登るタイプです。笑)

毎年同じ山に登っているからこそ、こうした家族一人ひとりの「変化」が、手に取るようにわかります。

「あ、最近ちょっと次男の栄養状態、見直した方がいいかな」
「夫は、体調が本当に整ってきたんだな」

そう、以前の夫は、日々の忙しさから本当に疲れ切っていて、「山登りどころではない」というのが正直な状態だったんです。

それが、私たちが大切にしている『体の土台作り』(分子栄養学に基づいた栄養療法)を夫婦で学び始めて、徹底的に食事を見直し、必要な栄養(サプリメントなど)を摂るようにしたところ、見違えるように体力がついてきて。

今回、あんなに軽やかに、楽しそうに登っている姿を見て、「ああ、栄養で体が変わるって、こういうことなんだ!」と、家族である私が一番驚いてしまったかもしれません(笑)。

登山って、その時の体調や、日々の暮らしぶりが正直に現れる「体調管理のバロメーター」なんだなと、改めて実感したんです。

「もう無理!」の先に、人生の学びがある

わが家がよく選ぶ「6号路」というコースは、途中で道に流れていたり、岩がゴロゴロしていたりして、ちょっとしたスリルが味わえるのが魅力。

もちろん、楽な道ではありません。
道中、次男が「もう無理だ…」としゃがみこんでしまう場面も、一度や二度ではありません。

そんな時、「もう少し頑張ったらゴールだよ!」「ほら、キノコ見つけた!」と励ましたり、時には「人生もこういうもんだよね。登りばっかりじゃなくて、大変な時もあるんだよ」なんて、ちょっと哲学的な(?)話をしてみたり。

山頂で待っている「お蕎麦」や「お団子」というニンジンをぶら下げながら(笑)、なんとか叱咤激励して登頂します。

私たちの役目は、答えを与えることではなく、その力が育つ環境を整えてあげることなのかもしれないですね。

「もう無理」と言いながらも、自分の足で一歩一歩進んで、最後には「やったー!」と山頂の景色に飛び込んでいく。

この「達成感」こそが、子どもにとっても、私たち大人にとっても、何よりの栄養になるんですよね。

「花より団子」でいいじゃない!

もちろん、子どもたちは「紅葉が綺麗だね」なんて大人の感性より、「食べられるか、食べられないか」の方が大事(笑)。

「あ、キノコ見つけた!」
「それ、毒キノコじゃない?」
「Googleレンズで調べてみよう!」

こんなやり取りで盛り上がれるのも、自然の中ならでは。
森の空気をいっぱい吸い込んで、マイナスイオンを浴びて、セロトニンが出るって言いますし、心も体も整っていく感じがします。

大人は「自分の人生と山登り」を照らし合わせて感慨にふけり、子どもは「花より団子」で目の前のキノコやお団子に夢中になる。

それでいいんだと思います。
それぞれが、それぞれの楽しみ方で、同じ体験を共有することが大切なんですよね。

家族というチームで、また一歩

(ちなみに、帰りのリフトが何より苦手な私は、毎回「荷物が落ちないか」「自分が落ちないか」と、最後にもう一つのスリルを味わっています…)

子育てをしていると、毎日が山登りのようです。
「もう無理!」としゃがみこみたくなる日もあれば、昨日までできなかったことが急にできるようになった「快調!」な日もある。

大切なのは、完璧に登ることではなくて、失敗したり、ヒーヒー言ったりしながらも、家族というチームで一緒に一歩を踏み出し続けること。

毎年同じ山に登るたびに、そんな「家族の成長」と「人生の現在地」を、そっと確認しているのかもしれません。

あなたもこの秋、ご家族と一緒に、自然の中で「今」を感じる体験をしてみませんか?

🎧 この回のお話は、ポッドキャスト『愛でいっぱいまるまるタッチ』でもお聴きいただけます。Apple Podcasts・Spotify

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この記事をお届けした人

栄養カウンセラー ちあき

ちあき
心と体の栄養カウンセラー | ライフクレッシェンド株式会社 代表
── ライフコーディネーターとして、ご家族の食卓と、毎日の選択の隣にいます

特別支援学校の教員でした。教えていたのは、音楽です。言葉にならない声を、聞き取る仕事でした。その聞き取り方を、いちばん近いところで試されたのが、わが子の子育てです。わが子の発達に悩み、「私の愛し方が足りないのだろうか」と自分を責めた日々もありました。転機は、体の土台を整える「栄養」でした。

メロディーは、その人のもの。私が変えるのは、リズムのほう。

小児外科専門医のクリニックで、子どもと家族の栄養カウンセリングを重ねてきました。いまも毎日、現場にいます。2019年の秋からは、地域の親子ひろばなどで、ベビーマッサージ・タッチケアの教室も開いています。

弘前大学 教育学部 障害児教育課程卒。特別支援学校教諭一種免許(知的障害・肢体不自由・病弱)、中学校・高校 音楽教諭一種免許。オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)認定。『7つの習慣®』実践会認定ファシリテーター。3児の母。

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ちあき|こどもの栄養カウンセラー×3児の母🌱 @LifeCrescendoC