私たちには、大切に数えている数があります。登録された方の数ではなく、「変わりました」と聞けた回数です。
その中から、二つだけ。
部屋に入るときと、出てくるときで、子どもの顔が違います
入るときは、たいてい硬い顔です。連れて来られたのですから、当然だと思います。
出てくると、ゆるんでいます。目の中に、「やってみたい」が入っている。一緒に出てきたお母さんも、「頑張ってみます」と言って帰られます。
——まだ、何も始まっていない時点でです。動いたのは体ではなく、気持ちのほうでした。私たちが、何度も見てきた順序です。
あるお子さんは、自分でご飯を作るようになりました
はじめは、親御さんが食卓を整えるところからでした。しばらくして、その子は自分で食材を選ぶようになりました。そして、自分でご飯を作るようになった。動ける状態に、少しずつ戻っていきました。
私たちが嬉しかったのは、体のことよりも、本人が「やってみる」と決めたことのほうでした。
手法は、調べれば分かります。いまはAIに聞けば、もっと早く出てきます。
それでも、変わるかどうかを決めていたのは、誰と、どんなエネルギーで進むかでした。
私たちが見てきたのは、そういう場面ばかりです。
※ ここでお伝えしているのは、教育と実践のサポートです。診断・治療は医療機関の役割です。
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