こんにちは、栄養カウンセラーのちあきです。
毎日、家事に育児にお仕事に、本当にお疲れさまです。 季節の変わり目、なんとなく調子が上がらない…なんてことありませんか?
実は最近、クリニックでもこんなお悩みをよく耳にします。
- ✅ 朝、布団から出るのが鉛のように重い
- ✅ 夕方になると、急に電池が切れたように動けなくなる
- ✅ 子供の泣き声や、夫の何気ない一言に、カッとなってしまう
- ✅ 甘いもの(チョコやカフェラテ)がやめられない
- ✅ 休日は泥のように眠ってしまう
もし、いくつか当てはまるなら… それはあなたの「性格」や「気合不足」のせいではありません。
体の中にある「小さな臓器」からのSOSかもしれません。
今日は、そんな頑張り屋さんのあなたに知ってほしい、「心と体の不思議な関係」のお話です。
背中にある「元気のバッテリー」
私たちの背中の方、腎臓の上にちょこんと乗っている「副腎(ふくじん)」という小さな臓器があります。 形は三角形で、そら豆くらいの大きさしかないんですが、実はここが私たちの「元気のバッテリー」なんです。
この副腎からは、「コルチゾール」というホルモンが出ています。 これは、ストレスから体を守ってくれる「天然のエアバッグ」のようなもの。
嫌なことがあったり、忙しかったりすると、副腎は「大変だ!体を守らなきゃ!」とコルチゾールを出して、私たちが倒れないように支えてくれているんです。
バッテリー切れの正体
でも、あまりに毎日が忙しすぎたり、悩み事が続いたりするとどうなるでしょう?
エアバッグを膨らませ続けて、副腎さんはヘトヘトに疲れてしまいます。 やがてホルモンが出せなくなり、ストレスの衝撃をモロに受けるようになってしまう…。
これが、分子栄養学などで「副腎疲労(ふくじんひろう)」と呼ばれている状態です。 (※医学的な正式病名ではありませんが、体の「状態」を表す言葉として使われています)
副腎が疲れてしまう原因は、睡眠不足や食事の乱れなどいろいろあります。 でも、一番バッテリーを消耗させるのが…「終わりのない精神的なストレス」なんです。
人間関係のモヤモヤや、「こうしなきゃいけない」というプレッシャー。 こればかりは、お薬を飲んでもすぐには消えてくれませんよね。
そこで大切になるのが、「7つの習慣」で言われている「パラダイム」という考え方です。
脳の「敵認定」を解除する魔法
「パラダイム」というと難しく聞こえますが、簡単に言うと「色眼鏡(ものの見方)」のこと。
実は、私たちの脳は単純です。 あなたが「嫌だ!許せない!」と強く思うと、脳はそれを「敵が来た!」と判断し、副腎に「戦え!コルチゾールを出せ!」と命令し続けてしまうんです。
例えば、電車の中で泣き叫ぶ子どもと、スマホを見ているお母さんがいたとします。
もしあなたが「厳しいしつけ」のメガネをかけていたら… 「なんであのお母さん、子どもを放っておくの!スマホばっかり見て!」
→ 脳が「敵だ!」と判断 → 副腎が疲れる
でも、もしそのお母さんが、病院で深刻な知らせを受けた帰り道で、必死に家族に連絡を取っていたとしたら…?
その事情を知った瞬間、あなたのメガネは「心配」の色に変わります。 「大変だったんだな、大丈夫かな」
→ 脳が「敵じゃない」と判断 → 副腎が休まる
これが、「パラダイムシフト(メガネのかけ替え)」です。 事実(スマホを見ている)は変わらなくても、あなたの「見方」が変わるだけで、体へのダメージは劇的に減るんです。
「私が正しい!」を手放す
家の中でも同じです。 脱ぎっぱなしの靴下を見て、「なんでいつも片付けないの!(私が片付けなきゃいけないのに!)」と怒るのか。 「今日も家族のために働いて、疲れて帰ってきたんだな(脱ぐ力も残ってないのかも)」と思うのか。
「私が正しい!相手が間違ってる!」 そう思い込んでイライラしている時、私たちの副腎バッテリーは激しく消耗しています。
だからこそ、自分の体を守るために、ちょっとだけ疑ってみてほしいんです。
「もしかしたら、相手には相手の事情があるのかも?」 「私のメガネ、ちょっと色が濃くなってるかも?」
そうやって「敵認定」を解除してあげることは、相手のためだけでなく、あなた自身の副腎を守るための「自衛」でもあるんです。
今日のワンアクション
まずは今日、イラッとした瞬間に、一呼吸置いてみませんか?
「あれ? 今、私どんなメガネかけてるかな?」
そう自分に問いかけてみるだけで、カッとなった脳がふっとクールダウンします。 その「一呼吸」が、あなたの副腎を休ませ、明日への元気を守ってくれますよ。
💡 おまけ:副腎を応援する栄養
心の持ち方と一緒に、食事でも副腎を応援できます。 副腎がコルチゾールを作る時には、ビタミンCが大量に使われます。 疲れたなと思ったら、新鮮な果物やサプリメントでビタミンCを補給してあげるのもおすすめですよ。
心と体は、私たちが思う以上に深く繋がっています。 自分の「見方」を優しくすることは、自分自身の体をいたわること。
7つの習慣についてもっと詳しく知りたい方や、実践してみたい方は、ぜひお気軽にメッセージくださいね。 一緒に、優しいメガネを探していきましょう。
それでは、今日も愛でいっぱいの1日を!


