子どもの癇癪が続くとき、お腹が「助けて」と叫んでいるのかもしれません

こんにちは、栄養カウンセラーのちあきです🌱

3月も半ば、少しずつ春めいてきましたね。 でも、季節の変わり目って、子供の様子がいつもと違ったりしませんか?

「ちょっとしたことで、すぐに癇癪(かんしゃく)を起こす」

「一度泣き出すと、手がつけられないくらいパニックになる」

そんな我が子を見て、「私の育て方が悪いのかな…」「愛情不足なのかな…」と、夜な夜な自分を責めてしまう。

もし今、あなたがそう感じているなら、どうか自分を責めないでください。 それは、性格の問題でも、愛情不足でもありません。

もしかしたら、お腹の中が「助けて〜!」とSOSを出しているだけかもしれないんです。

今日はポッドキャストでお話しした、「お腹と脳は、見えない糸で繋がっている」という不思議な関係について、シェアさせてくださいね。 これを知ると、癇癪を起こす我が子への見方が、ちょっと優しくなるはずです。

🧠 癇癪のスイッチは「肌」にある?

まず一つ目のキーワードは、「皮脳同根(ひのうどうこん)」。 ちょっと難しい言葉ですが、漢字を見ると「皮膚」と「脳」は「同じ根っこ」と書きます。

実は、お母さんのお腹の中で赤ちゃんが育つとき、皮膚と脳は「同じ細胞」から生まれて、途中で分かれたものなんです。 言ってみれば、ふたごのきょうだいみたいなもの。 生物学的には、「皮膚は、露出した脳である」とも言われているんです。

すごくないですか? 私たちが普段触れている肌は、実は「脳みその一部」なんです。

だから、子供が癇癪を起こして手がつけられない時、言葉で説得するよりも「背中を優しくさする」ほうが、脳に直接「大丈夫だよ」と届くことがあります。 私たちがタッチケアをお伝えしている理由も、ここにあります。

でも、その「肌」や「脳」を内側から荒らしてしまう原因が、実はお腹にあるとしたら…?

🌪 お腹と脳の「内緒話」

そこで二つ目のキーワード、「脳腸相関(のうちょうそうかん)」です。 これは、「腸と脳は、いつも電話でおしゃべりしている」ということ。

緊張するとお腹が痛くなったり、悩み事があると食欲がなくなったりした経験、ありませんか? これは、脳のストレスを腸が敏感に感じ取っている証拠です。

逆に言うと、「お腹(腸)の調子が悪いと、脳(心)もイライラしたり不安になったりする」ということなんです。

「最近、子供が癇癪(かんしゃく)を起こしやすいな」

「なんだかずっとモヤモヤしてるな」

そんな時は、性格の問題ではなく、お腹が「助けて〜!」とSOSを出しているのかもしれません。

🥛 傷口に塩を塗っていませんか?

じゃあ、お腹をいたわるためにどうすればいいの? 「ヨーグルトや食物繊維を摂ればいいのかな?」と思いますよね。

もちろんそれも大切ですが、今日はあえて「引き算」の提案をさせてください。

もし、肌荒れしてヒリヒリしているところに、塩を塗ったらどうなるでしょう? …想像しただけで痛いですよね(涙)。

実はお腹の中でも、同じことが起きているかもしれません。 日本人の腸にとって、「小麦(グルテン)」や「乳製品(カゼイン)」は、時として刺激になってしまうことがあるんです。

毎日食べているパンやヨーグルトが、知らず知らずのうちに、荒れたお腹に「塩」を塗っている状態になっていたとしたら…。 脳が「痛いよ!イライラするよ!」と叫んでしまうのも、無理はありませんよね。

🌱 「週末だけ」から始める、お腹の休日

そこで提案したいのが、「パンと牛乳をお休みしてみる実験」です。

「えっ、パン大好きだし、給食もあるし、無理!」 そう思いますよね。わかります(笑)。

だから、まずは「2週間」と言いたいところですが、ハードルが高ければ「週末だけ」でもOKです。

肌荒れが治るまでお化粧を控えるのと同じで、お腹が元気になるまで、少しだけ負担を減らしてあげるイメージです。

  • 朝ごはん: パンを「ご飯と納豆」や「おにぎり」に変えてみる。
  • 飲み物: 牛乳の代わりに「豆乳」や「アーモンドミルク」を選んでみる。
  • ランチ: パスタの代わりに「お蕎麦(十割)」や「フォー(米粉麺)」を楽しんでみる。

これを少し続けてみて、 「あれ? なんか最近、子供の寝付きがいいかも?」 「私、イライラする回数が減ったかも?」

そんな変化を感じられたら、それがあなたと家族にとっての「正解」です。 我慢するのではなく、「新しい美味しさ」を探すゲーム感覚でやってみてくださいね。

🕊 今日のワンアクション

「性格を変える」のは難しいけれど、「今日のおやつをおにぎりにする」ことなら、すぐにできそうですよね。

もし今、心の不調を感じているなら、まずは「お腹を休める」ことから始めてみませんか?

明日の朝は、温かいご飯とお味噌汁で、お腹も心もほっこり緩めてあげましょう。 お母さんの笑顔の素は、意外とキッチンの「引き算」にあるかもしれませんよ。

それでは、今日も愛でいっぱいの1日を! ちあきでした🌱