はじめに:春のドタバタ、親子で疲れを感じていませんか?
こんにちは、栄養カウンセラーのちあきです。
3月も終わりを迎え、卒園式や卒業式が終わってホッとしたのも束の間。今度は入園式や入学式、新しい学年への準備と、春は本当にドタバタと忙しい季節ですよね。
暖かくなってきて桜が咲き始めるのは嬉しい反面、新しい環境や人間関係が始まることへのドキドキや不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
「新しいクラスでうまくやっていけるかな」
「初めましてのお母さんたちと仲良くできるかな」
そんな風に考えるだけで、なんだか気疲れしてしまいますよね。実は私も、こう見えて結構な人見知り。新しい環境に行くと「ちゃんとしなきゃ!」とプレッシャーを感じすぎて、逆に家で子どもにイライラしてしまったり……なんてこともありました。
でも、この「緊張する」「ドキドキする」という気持ち、実は決して悪いものではないんです。
新学期の緊張は、体が変化に適応しようとする「正常なサイン」
新しい環境に対して「どうしよう」とドキドキするのは、体がその変化に一生懸命適応しようとしている証拠です。
動物が怖いものに出会った時に身構えるのと同じように、私たち人間も新しい環境に対して、無意識のうちに肩に力が入ったり、歯を食いしばったりしてストレス反応を起こします。
子どもに現れやすい「緊張のサイン」
新学期、お子さんにこんな様子は見られませんか?
- 「お腹が痛い」「頭が痛い」とよく言うようになる
- 朝、なかなか起きられない
- ちょっとしたことで癇癪を起こしたり、泣いたりする
- 食欲が落ちる
これらも全て、新しい環境に対する緊張のサインかもしれません。大人から見れば些細な変化でも、子どもにとっては大冒険の連続。無意識のうちに心と体がこわばっている状態です。
親自身も「気疲れ」しやすい時期
そして、忘れてはいけないのがお母さん・お父さん自身の疲れです。 プリントの山、名前書き、新しいママ友との挨拶、役員決め……。実はお子さん以上に、親自身も気を張ってヘトヘトになっている時期ですよね。
だから、「緊張しちゃダメだ」と思う必要はありません。
「あ、今私、新しい環境に慣れようと頑張っているんだな」
「緊張して当たり前だよね」
と、まずは自分自身の状態をそのまま受け止めてあげてくださいね。それは、お子さんにとっても同じです。
今日は、そんな新学期の緊張を、私の活動の軸である「タッチケア」「栄養」「7つの習慣」の3つの視点から和らげる具体的な処方箋をお伝えします。
1. 【タッチケア】親子で安心感を育む「勇気のツボ」
極度の緊張が続くと心も体も疲れてしまいますよね。そんな時にぜひ試していただきたいのが、「勇気のツボ」のスキンシップです。
勇気のツボは「腰の後ろ」
勇気のツボは、「腰の後ろ」にあります。
東洋医学でも、腰のあたりをささることは生命力をアップさせたり、安心感を保ったり、前に踏み出す力を養うと言われています。
新学期が始まる前や、お子さんが「ドキドキする」と言っている時は、お母さんやお父さんの両手を腰に当てて、くるくると円を描くように温めながら撫でてあげてください。
タッチケアのポイントは「親の深呼吸」
「大丈夫だよ」「今日も頑張ったね」と声をかけながら、手のひら全体を密着させて、ゆっくりとさすってあげるのがポイントです。触れることで「オキシトシン」という安心ホルモンも分泌されるので、親子でホッとできますよ。
この時、子どもはお母さんの手の温もりや呼吸のペースまで敏感に感じ取ります。撫でている大人側が緊張していると、動きが早くなってしまいがち。まずはご自身が「ふぅーっ」と深く息を吐いて、自分の緊張を手放すことが、一番のタッチケアになります。
2. 【栄養】消費したエネルギーを「夜のタンパク質」で補給
実は、緊張している時やストレスを感じている時、私たちの体は無意識のうちにエネルギー(ビタミンやミネラルなど)をたくさん消費しています。
ストレスで栄養は枯渇する
「なんだか今日はすごく疲れたな」と感じるのは、気疲れだけでなく、物理的に体内の栄養が枯渇しているサインでもあるんです。特に、ストレスに対抗するためのホルモン(抗ストレスホルモン)を作るには、普段以上の「タンパク質」や「ビタミンC」が必要になります。
だからこそ、新学期の時期は「夜にしっかりタンパク質を摂ること」を意識してみてください。
おすすめは「お肉とお野菜たっぷりのお鍋」
春先でまだ少し肌寒い日もあるこの時期なら、「お肉とお野菜たっぷりのお鍋」などがおすすめです。
準備も簡単ですし、お肉(タンパク質)とお野菜(ビタミン・ミネラル)が一度に摂れます。消費した栄養を夜の食卓でしっかり補給してあげることで、翌日の元気(=心の安定)に繋がっていきます。
3. 【7つの習慣】1日の始まりに「終わりを思い描く」
行事が多いこの時期は、「あれも忘れてた!」「これもやらなきゃ!」とバタバタしているうちに、気づけば1日が終わってぐったり……なんてこともありますよね。
そんな毎日を少しでも前向きに過ごすために、おすすめしたいのが『7つの習慣』の第2の習慣、「終わりを思い描くことから始める」です。
朝のうちに「今日の着地点」を決める
朝起きた時に、「今日1日、どんな風に終われたら嬉しいかな?」と想像してみてください。
「今日はバタバタだったけど、夜はお肉たっぷりのお鍋を囲んで、みんなで笑い合えたね」
「お惣菜でもいいから、みんなでホッとできる時間を過ごせたね」
そんな風に、1日の終わりの「着地点」を朝のうちに決めておくんです。
自分の機嫌は自分でとる
「今日もバタバタで最悪だった」と嘆くのも、「色々あったけど、夜はお鍋を囲んで笑えたからOK!」と決めるのも、実は自分次第。
朝のうちにゴールを決めておくことで、日中どんなにイレギュラーなことが起きても、「まあ、夜にお鍋を食べられればいっか」と、心に余裕(=主体性)が生まれます。
まとめ:今日からできるワンアクション
明日の朝、目が覚めたらお布団の中で1分だけ、「今日の夜、どんな気持ちで眠りにつきたいか」を想像してみてください。
そして、お子さんが少し緊張している様子を見せたら、ゆっくり深呼吸をしてから、腰の後ろの「勇気のツボ」を優しく撫でてあげましょう。夜はタンパク質たっぷりのおかずで、エネルギーチャージも忘れずに。
新しい環境でのスタート、親子で無理なく、少しずつ慣れていけたらいいですね。私もX(旧Twitter)で、毎日のリアルな朝昼晩のごはんを発信しながら、心と体の健康づくりを実践しています。ぜひ覗きに来てくださいね。
この春のバタバタも、一緒に乗り切っていきましょう!


