最高の知育は「安心感」。タッチケアと仏教の知恵に学ぶ、親子の絆を深める7つのギフト

こんにちは、ちあきです。

毎日、家事に育児にお仕事に……本当にお疲れさまです。 夕飯の支度中に足元で「おかあさん〜!」と泣かれて、つい「ちょっと待って!」と強い口調で言ってしまい、後で寝顔を見て反省する……。 そんなこと、ありませんか?(私はあります!笑)

「もっと子供のために何かしてあげたいのに、心にも時間にも余裕がないなぁ」 なんて、自分を責めてしまうお母さんへ。

今日は、そんな時こそ思い出してほしい、「お金も時間もかけずに、今すぐできる最高のプレゼント」についてお話しします。

シスターが教えてくれた「仏教の知恵」

私が大好きなシスター、渡辺和子さんの本の中で出会った言葉に、「無財の七施(むざいのしちせ)」というものがあります。

キリスト教のシスターが、仏教の言葉を紹介しているのが面白いですよね。 これは宗教の垣根を超えた、「人が人と幸せに生きていくための普遍的な知恵」なんだと思います。

「無財」とは、財産がなくても、ということ。 「七施」とは、7つの施し(プレゼント)のこと。

つまり、「お金や特別なものがなくても、あなたの体ひとつあれば、誰かに愛を届けることができるよ」という教えです。

これって、まさに私たちが大切にしている「タッチケア」の心そのもの。 今日はこの7つのギフトを、子育ての「3つのステップ」に分けてシェアしますね。

Step 1: まずはここから!「顔と目」のギフト

余裕がない時は、このステップだけで100点満点です!

1. 眼施(げんせ):優しい眼差し

忙しいと、子供の方を見ずに「はいはい」って言っちゃうこと、ありますよね。 でも、ほんの一瞬でいいんです。手を止めて、お子さんの目を優しく見てあげてください。

🌱 タッチケアのヒント タッチケアの始まりはアイコンタクト。「あなたを見ているよ」という眼差しは、「あなたはここにいていいんだよ」という最強の承認メッセージです。

2. 和顔施(わがんせ):穏やかな笑顔

「顔の作りは親からもらうけれど、表情は自分の責任で作るもの」。 渡辺和子さんの言葉にドキッとします(笑)。

イライラして怖い顔になりそうな時、あえて口角を2ミリ上げてみる。 ママがニコッとするだけで、家庭の空気はパッと明るくなります。

Step 2: 気持ちを乗せる「言葉と体」のギフト

少し余裕が出てきたら、言葉と体温をプラスしてみましょう。

3. 言辞施(ごんじせ):優しい言葉

「早くして!」よりも「準備できたかな?」 「ダメ!」よりも「こうするといいよ」

同じ内容でも、声のトーンで伝わり方は変わります。 優しく語りかける声は、子供の自律神経を整え、「ここは安全な場所なんだ」という安心感を育てます。

4. 身施(しんせ):体を使って触れる

これぞまさに、タッチケア! 抱っこしたり、背中をさすったり、手を繋いだり。 ママの手の温もりは、何にも代えがたい安心のギフトです。

5. 心施(しんせ):心からの感謝

これは音声では触れきれなかったのですが、実はとっても大切な7つ目のギフト。 「ありがとう」「大好きだよ」と心の中で思うこと。 言葉に出さなくても、心で思った温かい気持ちは、不思議と相手に伝わるものです。

Step 3: 深い絆を作る「空間」のギフト

これはちょっと上級編。子供を一人の人間として尊重する関わり方です。

6. 床座施(しょうざせ):心のスペースを譲る

本来は席を譲ることですが、子育てでは「心のスペースを譲る」こと。

子供が「イヤ!」と言った時、親の都合でねじ伏せるのではなく、「そっか、今はイヤなんだね」と一歩引いて受け止める。 心に譲り合いのスペースを持つことは、子供の自律心を育てます。

7. 房舎施(ぼうしゃせ):居場所を作る

雨風をしのぐ場所を与えることですが、家庭においては「安心して帰れる安全基地を作ること」

嬉しいことも、悲しいことも、半分こして分かち合う。 「どんなあなたでも大好きだよ」と受け入れることで、家が子供にとっての「最強の居場所」になります。

最高の知育は「安心感」

「7つも意識できないよ〜!」って思いましたか? 大丈夫、私も全部はできていません(笑)。

でも、知っているだけで、ふとした瞬間に 「あ、今ちょっと優しい目で見てみようかな」 「言葉を少し柔らかくしてみようかな」 って、選択肢が増えますよね。

子供にとって最高の知育は、ママからの「安心感」です。

お金も時間もかかりません。 まずは今日、お子さんと目が合ったら、にっこり笑ってみませんか? それが、あなたにしかできない最高のギフトです。