【週刊 LifeCrescendo】本を閉じて、太陽を食べよう。——「知識」より「土台」が人生を変える理由

こんにちは。LifeCrescendoです。

2月も後半に差しかかりました。 立春を過ぎ、暦の上では春ですが、花粉の気配とともに「なんとなく気分が重い」と感じている方も多いのではないでしょうか。

今週も、ちあき(ライフコーディネーター)と小森(哲学医)の記事をお届けしました。 一見すると「栄養の話」と「哲学の話」——まったく別のテーマに見える2本の記事ですが、その根底には、ひとつの共通する問いが流れています。

「あなたが本当に変えるべきは、何ですか?」

🌱 愛の実践(横糸):「太陽を食べる」という発想。春の憂鬱を、ご機嫌に変える小さな習慣

「なんだか気分が落ち込みやすい」「風邪をひきやすい」「花粉症が年々ひどくなっている」——。

ちあきが今回取り上げたのは、冬から春への変わり目に多くの方が感じる「なんとなく不調」の正体です。

その鍵を握るのが、「太陽のビタミン」ことビタミンD

骨を丈夫にするイメージが強いビタミンDですが、実は免疫力の調整や心の安定にも深く関わっている働き者。しかし現代人は、紫外線対策の徹底もあって「隠れビタミンD不足」に陥りがちだといいます。

ちあきらしいのは、ここで「もっと勉強しましょう」とは言わないこと。

朝ごはんに鮭フレーク。煮物に干し椎茸をポンと一つ。晴れた日に少し遠回りのお散歩。 「ちりつも」「ちょい足し」——いつもの日常に、小さな太陽を足していく。

それだけで、心も体もポカポカに整えて、春をご機嫌に迎えられるかもしれない。 そんな温かい提案が詰まった記事です。

🔥 知の深層(縦糸):なぜ、「勉強熱心な人」ほど人生が変わらないのか?——アインシュタインの罠。

一方、哲学医・小森が綴ったのは、「学びが変化への梯子ではなく、現状維持の補強材になっている」という、鋭くも痛い問いかけです。

アインシュタインの言葉——「問題を生み出したのと同じ意識レベルでは、その問題を解決することはできない」。

本を読み、セミナーに通い、資格を取る。「学んでいる自分」は前進しているように見える。しかし、新しい知識をすべて「今の自分」を正当化するために使っていたら——。学べば学ぶほど知識は増えるのに、見えている世界は一ミリも変わらない。

小森自身が語る、大学病院で「異物」として扱われた日々。深夜2時まで働き、朝5時に病棟に立ち続けた半年間。それでも認められなかった苦しみの中で、ある朝、看護師さんからかけられた一言——「小森先生、〇〇ちゃんが待ってるよ」

しかし、小森が強調するのは、その「気づきの瞬間」ではありません。 その後、さらに何年も、同じことを愚直に続けたこと。 覚悟を行動で証明し続けた末に、初めて現実が動いたこと。

少年時代、「難しい問題」ではなく「基礎基本」をひたすら繰り返した小森少年のように——人生を変えるのは、新しい知識ではなく、自分という「器」を壊して作り直す勇気なのだと。

🌿 両輪が奏でるハーモニー:「足元」にこそ、答えがある

2本の記事を並べた時、美しい対称性が浮かび上がります。

ちあきは言います。 「なんだか憂鬱だなぁ」と感じる時、それは心が弱いからではない。太陽が足りていないだけかもしれない、と。

小森は言います。 「こんなに勉強しているのに変われない」と感じる時、足りないのは知識ではない。自分という器を壊す覚悟かもしれない、と。

どちらも、「もっと頑張らなきゃ」「もっと学ばなきゃ」という思い込みを、静かに手放すことを促しています。

難しいことを積み上げるのではなく、足元の「土台」を整えること。

体の土台は、栄養。 心の土台は、覚悟。 そして、その両方が揃った時——私たちの人生は、最も確実に、最も静かに、変わり始めるのではないでしょうか。

今週、もし「何を学べばいいんだろう」と迷う瞬間があったら。 本を閉じて、太陽を食べてみてください。

朝ごはんに鮭フレーク一さじ。 晴れた日に10分のお散歩。 そして、「理不尽だ」と感じるその状況を、もう一度だけ見つめてみてください。

小さな一歩が、やがて大きなクレッシェンドになると信じて。