私がポッドキャストを3年続けられた理由。秘訣は「ちりつも」に宿る、たった一つのシンプルな想い。

こんにちは。
心と体をコーディネートする、ライフコーディネーターのちあきです。

「どうしてそんなに、大変なのに続けられるの?」

ポッドキャスト『まるまるタッチ』を始めて3年。ありがたいことに、放送が158回を超えた今、そんな風に声をかけていただくことがあります。

特別な才能があるわけでも、誰にも負けない強い意志があるわけでもない私が、なぜこの配信を続けることができたのか。

その理由は、この3年間という時間を振り返ってみると、とてもシンプルでした。
今日は、この道のりを支えてくれた「ちりつも」という秘訣と、その根底にずっと流れ続けている、たった一つの想いについて、少しだけお話しさせてください。

「まだ3年」と「もう3年」の間で見つけた宝物

子育ての真っ只中にいると、一日は嵐のように過ぎていくのに、ふとカレンダーを見て「まだこれしか経っていないの…?」と、果てしない道のりに気が遠くなることがありますよね。私も、もちろんそうです。トラブルの連続に、「もうやってられない!」と叫びたくなる日も一度や二度ではありませんでした。

けれど不思議なことに、こうして「3周年」という節目に立って振り返ると、あの目まぐるしい日々が、まるで瞬き一つのように「あっという間だった」と感じられるのです。

3年前。ピカピカのランドセルを背負っていた次男はもうすぐ高学年になり、中学生だった長女は、すっかり大人びた横顔を見せるようになりました。子どもたちの3年という時間は、私たちの想像をはるかに超えるスピードで、眩しいほどの成長を見せてくれます。

このポッドキャストも同じでした。

子どもたちが寝静まった夜、今日一日の出来事を思い返しながら一人マイクに向かう、あの静かな時間。それは私にとって、心を整えるための大切な儀式のようなものでした。うまくいかなくて落ち込んだ日も、リスナーさんからの温かい一言に救われた日も。その一つひとつが、放送158回という数字以上に、私の心を豊かにしてくれた、愛おしい「ちりつも」なのです。

探求の旅は、「成長の螺旋階段」のように

この3年間で、番組でお話しするテーマも少しずつ変化してきました。

最初は、肌と肌との触れ合いで心を伝える「タッチケア」

次に、自分自身の”ものの見方”を変えることで世界が変わる「7つの習慣®」

そして今は、心と体の土台を作る「栄養」のお話へ。

一見すると、テーマが移り変わっているように見えるかもしれません。
でも私の中では、これは同じ場所をぐるぐると回りながら、少しずつ、でも確実にステップを上がっていく「成長の螺旋階段」を登るような、一つの探求の旅でした。

どうすれば、もっと深く、家族を愛せるだろう?
どうすれば、この愛を、もっと豊かな形で表現できるだろう?

その問いが、私をタッチケアから心のあり方へ、そして、いのちの土台である体へと導いてくれたのです。

たった一つの、シンプルな想い

では、その全ての探求の根底にある、たった一つのシンプルな想いとは何か。

それは、「不器用でも、完璧じゃなくても、あなたの存在そのものが愛おしい宝物だよ」と、伝えたいという想いです。

まずは、目の前にいる我が子へ。
そして、同じように子育ての渦中で、時に自分を責めながらも懸命に愛情を注いでいるお母さんたちへ。

「完璧な親になんてならなくて大丈夫。あなたの存在そのものが、お子さんにとっての光なのだから」と、伝えたい。

この、とてもシンプルだけれど、私にとって一番大切な想い。
それが、私がマイクに向かい続ける、たった一つの理由なのです。

あなたの「ちりつも」は何ですか?

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

あなたの毎日にある、ささやかだけれど愛おしい「ちりつも」は何ですか?
そして、あなたが大切に育み続けたい「たった一つの想い」は何でしょう?

この記事が、慌ただしい日常の中で、ふとご自身の足元にある宝物を見つめ直す、そんな小さなきっかけになれたなら。これ以上に嬉しいことはありません。

これからも、あなたと一緒に。
人生という美しい音楽を、だんだん強く、豊かに響かせていく(Crescendo)お手伝いができたらと、心から願っています。

P.S.
日々の気づきやポッドキャストの更新情報は、X(旧Twitter)やnoteでも綴っています。よろしければ、そちらでも繋がっていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

小森千明

ちあき

ライフコーディネーターの、ちあきです☀️ 夫である「哲学医」と共に、「愛は動詞」を信条として、家族やチームの温かい関係性を育むヒントを発信しています。

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