急性の症状を治すこと。応急処置をすること。 そして、そもそもそれらが起きないようにする、本当の健康の土台を創ること。
この二つは、全く異なる医療です。
日本の保険診療制度は、世界に誇れる優れたシステムです。 急な発熱、怪我、感染症——命の危機に瀕した時、誰もが等しく適切な治療を受けられる。 この「安堵」を届ける力において、日本の医療は間違いなく世界トップクラスにある。
私たちも、その恩恵の中で日々、地域の子どもたちとご家族の「安堵」を守り続けています。 これは、これからも変わりません。
しかし——。
安堵の先に、「本質的な健康」はあるのか。
症状が治まった。薬が効いた。ほっとした。 その安堵の向こう側に、心と体が強く、たくましく育っていく「土台」は、 本当に創られているだろうか。
人生100年時代。 子どもたちがこれから生きる時間は、80年、90年、100年。途方もない旅路です。 その旅を支える土台を、子ども時代に創れるかどうか。 これは、小児医療に課せられた、最も本質的な問いではないでしょうか。
私たちは今、この問いに真正面から向き合おうとしています。
——そして、この挑戦を一緒に歩いてくれる仲間を探しています。
原点——手術室で気づいた、もうひとつの医療
小森こどもクリニック院長・小森広嗣。 都立小児総合医療センターで外科医長を務め、年間約1,000件の手術を扱うハイボリュームセンターの最前線に立ってきた小児外科専門医です。
身体の構造を知り尽くしていた。 メスで開き、縫い、治すことはできた。 急性期の命を救うことに、全力を注いでいた。
しかし——。
手術を終えた子どもたちのその後を見ていると、 生活のリズムが整わない。体調を崩しやすい。 だるい、疲れやすい、パフォーマンスが上がらない。
いわゆる「不定愁訴」。 手術室からは、救うことができない領域でした。
構造は治った。しかし、この子は本当に「健康」なのか。
小児外科医としてのキャリアの中で、最も重い問いでした。
急性の苦しみを取り除き、安堵を届ける医療。 そして、そもそも病気が起きにくい心と体の土台を創る医療。
安堵を届ける力と、土台を創る力。この両輪が揃って初めて、子どもたちは本当の意味で健康になる。
その確信を携えて、2018年2月5日。 地域医療の現場に飛び込みました。
8年間の実践——「構造 × 栄養」という独自の解
開業から8年。 風邪、感染症、便秘、皮膚トラブル——。 地域のさまざまな悩みと向き合い続ける中で、確信は深まりました。
目の前の症状を抑えることはできる。安堵を届けることはできる。 しかし、根本の土台——身体の栄養と、その上に育つ心の栄養——ここに手を入れなければ、同じことは何度でも繰り返される。
そこで出会ったのが、分子栄養学でした。
腸の構造を知り尽くした小児外科医だからこそ見える景色がある。 栄養は腸から吸収される。その腸を解剖学的に理解している医師が、栄養の本質を語る。
構造(小児外科)× 機能(栄養療法)。
この掛け合わせは、他の誰にも真似できない。 それが、小森こどもクリニックが「本質的な健康の土台づくり」に踏み込むための、唯一無二の強みになりました。
——そしてこの強みは、ここで働く仲間にとっても、唯一無二のキャリアになります。
「栄養療法ができる看護師」「小児外科専門医のもとで学んだ経験」。 これは、他のどこに行っても手に入らない、一生の財産です。
もうひとつの「両輪」——科学と暮らしをつなぐ人
しかし、どれだけ鋭い理論も、家庭の食卓に届かなければ意味がない。
小森こどもクリニックには、もうひとつの「両輪」があります。
マネージャー・小森千明(ちあき)。
元・特別支援学校教諭。3児の母。 「自閉症の友達とどうしても話をしたかった」——その原体験から教育の道に進み、現在はクリニックの運営統括マネージャー、そして栄養カウンセラーリーダーとして、患者さんとご家族に直接向き合っています。
マネージャーの哲学は、一行で言い切れます。
「愛は、観念ではなく、動詞である。」
朝ごはんを作る。サプリをジュースに混ぜる。「今日も飲めたね」と声をかける。 すべて、愛の動詞。
小森が「なぜ栄養が必要か」を科学で語る。 マネージャーが「どうやって暮らしに落とし込むか」を実践で見せる。
理論と実践。科学と暮らし。 この両輪が噛み合うから、「土台を創る医療」が絵に描いた餅ではなく、家庭の中で息づく現実になる。
当院の文化について
率直に言うと、 「言われたことだけやっていたい」という方には あまり向いていないかもしれません。
院長は厳しいことも言いますが、 それは「もっとこうできるのでは?」という期待から。 スタッフ同士で率直に意見を言い合える関係を 大切にしています。
マネージャーより:
「誰かが困っていたら、自然と声をかけ合う。 患者さんのことで気になったら、すぐ共有する。 困った時は『助けて』と言える。 気づいた人が自然とフォローに入る。 それが当たり前のチームです」
院長・マネージャーとの距離が近く、ランチミーティングなど気軽に話せる場がある。 業務のことだけでなく、キャリアや悩みについても、いつでも相談できる。 少人数だからこそ成り立つ、温かくフラットな関係性。
午前の一般外来はテンポが早く、 午後の専門外来はじっくり。 このメリハリの中で、 切り替えながら働ける方が活躍しています。
風通しが良い分、責任もある。 でもだからこそ、やりがいがある。
それが、小森こどもクリニックの文化です。
3rdステージ——仲間の再編成
2026年。小森こどもクリニックは、3rdステージに入りました。
1st Stage(2018〜2020) 開業。地域に「安堵」を届ける医療基盤の構築。
2nd Stage(2021〜2025) 便秘専門外来の確立。「土台を創る医療」の種を蒔く。
3rd Stage(2026〜) 両輪の本格実現。
今、同時に動いているプロジェクトがあります。
- 栄養療法——子どもの体の土台を、根本から変える
- 便秘専門外来——全国から年間5,000組以上の相談が届く
- セカンドオピニオン外来——構造を知る専門医だからこそ提供できる視点
- LifeCrescendo——note・Podcast・コミュニティを通じた啓蒙と教育
2026年、チームの大幅な再編成がありました。 新しいステージには、この挑戦を一緒に歩む新しい仲間が必要です。
ここで働くと、あなたに何が起きるか
この記事を読んでくださっている方に、率直にお伝えしたいことがあります。
あなたがここで得られるもの——それは「やりがい」だけではありません。
看護師として
- 「栄養療法ができる看護師」——他にはない唯一無二の専門性
- 小児外科専門医から直接学べる——教科書にはない「お腹の解剖と機能」の知識
- AI時代に負けない「人間力」——傾聴、共感、丁寧な説明。人にしかできないスキル
- 資格取得支援——分子栄養学アドバイザーの取得をサポート
事務スタッフとして
- 栄養療法の普及活動への参加——院長の診療サポートや情報発信に関わる
- 「仕組みをつくる側」に立てる——あなたの提案が翌日に実現することも
- 「ありがとう」が直接届く——患者さんの顔が見える、小さなクリニックだからこそ
全員に共通すること
- 院長・マネージャーとの距離が近い——ランチミーティングなど、気軽に話せる文化
- セミナー参加費支援——あなたの成長に投資する仕組み
あなたの成長が、子どもたちの笑顔につながる。 だから私たちは、あなたの成長に全力で投資します。
この物語に、心が動いた方へ
ここまで読んでくださったこと自体が、ひとつの選択です。
この記事は「求人広告」ではありません。 私たちがどこから来て、どこへ向かおうとしているのか。 その物語を、偽りなくお伝えしたかったのです。
私たちが出会いたいのは、こういう方です。
こんな方に向いています
- 「もっと成長したい」「もっとできるはず」と感じている方
- テンポよく動く時間と、じっくり向き合う時間の切り替えを楽しめる方
- 患者さん一人ひとりに丁寧に向き合いたい方
- 自分のキャリアに、他にはない強みを加えたい方
- 自分で考えて動くことが好きな方
こんな方には向いていません
- 自分のペースでゆっくり仕事を進めたい方
- 決められた業務だけをこなしたい方
- 新しいことを学ぶことに抵抗がある方
——そしてもうひとつ、大切なことを。
今は「志」がなくても大丈夫です。
「子どもの医療を変えたい」なんて、最初から思っている必要はありません。
「ここで働いたら成長できそう」 「他にはない経験が積めそう」 「ちょっとカッコいいかも」
そんな気持ちで十分です。
あなたが成長していく過程で、 気づいたら子どもたちの笑顔につながっている。 それが、このクリニックの仕組みです。
院長から、あなたへ
「クリニックの理念に共感してほしい」 ——もちろん、そう思っています。
でも、最初から完璧に共感している必要はありません。
「ここで成長できそう」 「新しいスキルが身につきそう」 「この環境なら、自分も変われるかも」
その直感を大切にしてください。
あなたの成長が、結果として子どもたちの笑顔につながる。 だからまずは、あなた自身がここでどうなりたいかを聞かせてください。
それが、私の本音です。
小森こどもクリニックでは、看護師・事務スタッフを募集しています。
募集要項・応募方法は、採用ページをご覧ください。
応募の前に、私たちのnoteやPodcastにも触れてみてください。
子どもの心と体に、本物の土台を。 あなたの成長が、この医療を動かす。
この挑戦を、共に歩む仲間を探しています。
小森こどもクリニック 院長 小森広嗣(小児外科専門医) マネージャー 小森千明
