Our Philosophy

序章:人生という、協奏曲(コンチェルト)
一人ひとりの「いのちの色」が輝き、世界は、豊かな彩りに満たされていく。
孤独な光では、もう、ない。あなたと、大切な人との響き合いが、世界を照らす、大きな光(クレッシェンド)になる。
同じ方向を照らしているはずなのに。なぜ、時に、心がすれ違うのだろう?
一人ひとりが、違う「いのちの色」と「内なる響き」を持つ、かけがえのない存在だからです。
私たちは、その違いを尊び、互いの光を照らし合うことで、初めて、一人では見ることのできない、鮮やかな景色に出会うことができるのです。
その色の違いや、光の揺らぎ(ヒビ割れ)こそが、より深く、感動的な輝き(クレッシェンド)を生む、最高のきっかけだと、私たちは信じています。
私たちは、なぜ、「全体」を見るのか
現代の、専門分化は、人間を、あまりにも、細かく、分断してしまいました。 「身体」を診る、内科や外科。 「心」を診る、精神科。 しかし、あなたの苦しみは、本当に、それだけで説明がつくのでしょうか。
私の尊敬する医師の一人、デイビッド・アイゼンバーグ博士の言葉を借りるなら。
『私の目の前に座る患者は、体調だけでなく、家族や人間関係、感情、人格も持ち合わせた、一個の全人格である。病院で「精神」と「肉体」を区別するのは、我々が生み出した抽象概念なのである』
「精神」と「肉体」の区別など、本来どこにも存在しないのです。
古代の賢者は言いました。 「あなたは、一を理解したから、二を理解しようとする。しかし、その時、『と』の意味も、理解しなければならない」と。
一つの答えは、ない。無限の関係性が、ある。
私たちが、見つめているのは、個別の要素では、ありません。
その、要素と要素を繋ぐ、関係性そのもの、あるいは、その、間に生まれる、響き合い(シナジー)です。
西洋医学(ロジック) と、 東洋医学(全体性)
夫・哲学医(思考の設計図) と、 妻・ライフコーディネーター(関係性の土壌)
勇気(踏み出す力) と、 思いやり(寄り添う力)
常に対になるものが、調和し、機能して、初めて、全体は癒され、新しい、価値が生まれるのです。
この、全体論的なパラダイムこそが、LifeCrescendoの、全てのサービスの核となる、思想です。
お子様の未来を、ナビゲートする、プライベート医療であれ、 リーダーの成長を支援する、教育事業であれ、 私たちが目指すのは、ただ一つ。
あなたの、人生の、全ての側面が、美しく響き合い、 あなた、という、唯一無二の、音楽が、壮大な「クレッシェンド」を奏でていく、 その、お手伝いをすることです。
その思想の、原点にある、私の物語
しかし、この哲学は、単なる、美しい理想論ではありません。 それは、私自身の、人生の物語そのものです。
困難は、乗り越えるために、存在する
現代は、効率の、時代です。
そして、私たちは、いつしか、人生そのものにまで効率を求め、
「良いか、悪いか」「優れているか、劣っているか」という、あまりにも表層的な物差しで、自分と他人を比較し、苦しむようになりました。
しかし、断言します。
人生の本質は、そこにありません。
私自身の、これまでの経験を振り返っても、それは、常に、壁にぶつかり、そして、それを乗り越えることの、繰り返しでした。
思うに、この地球で生きている限り、困難や挑戦が訪れるのは、ごく自然なことです。
だとすれば、私たちが、本当に身につけるべき能力とは、何でしょうか。
それは、困難を避ける技術ではありません。
次々と、訪れる、困難を乗り越える力を育むこと。
それこそが、この、人生という、一度きりの旅を、豊かに生きるための、唯一無二の能力です。
その、一点にゴールを見据えた時、「他人と、比べている、暇はない」という、静かな覚悟が生まれます。
私は、これまで、多くの人を困らせ、そして、多くの人に助けられてきました。
その、涙だらけの、不器用な、道のりがあったからこそ、今、私は、困っている人の気持ちが分かり、その人に手を差し伸べ、励ましながら応援する、ナビゲーターとして、ここに立つことができます。
だから、もし、あなたが、今、ご自身の、不器用さや、弱さに、心を痛めているのだとしたら。
忘れないでほしい。
その、痛みこそが、未来のあなたを、誰よりも深く優しい指導者へと変える、かけがえのない宝なのだ、ということを。
そして、いつか、あなたが、同じように道に迷う、誰かの隣で、こう言ってあげる日が、来ることを、想像してほしいのです。
「私も、できたから、大丈夫。あなたにも、できるから」と。
その、言葉を伝える瞬間のために、私たちは生きているのかもしれません。