小森 ちあき プロフィール|元・特別支援学校教諭 × 栄養カウンセラー

心に耳を澄ます。
体を栄養で満たす。
行動で愛を示す。

特別支援学校の教員でした。教えていたのは、音楽です。言葉にならない声を、聞き取る仕事です。
その聞き取り方を、いちばん近いところで試されたのが、わが子の子育てでした。
メロディーは、その人のものです。私が変えるのは、リズムのほう。
いまは、栄養カウンセラー/ライフコーディネーターとして、ご家族の食卓と、毎日の選択の隣にいます。

弘前大学 教育学部 障害児教育課程 卒。特別支援学校教諭一種免許(知的障害・肢体不自由・病弱)、中学校・高校 音楽教諭一種免許。

ちあき(元・特別支援学校教諭/栄養カウンセラー)のプロフィール写真

私が引き受けていること

知識だけでは、子どもは食べません。
私がしているのは、その子が「やってみようかな」と思えるところを見つけて、続けられる形にするまで一緒にいることです。

「やりなさい」とは、言いません。
私が話すのは、たいてい「じゃあ、どうやったらできるかな」のほうです。教える側に立たず、その子と同じ高さで、一緒に考えます。

そのために使うのが、例え話です。栄養素の名前を並べても、子どもの体は動きません。「髪の毛を食べても、髪の毛にはならないよね」——そう言うと、一度ハッとしてくれます。本人が「なるほど」と思った瞬間に、はじめて動きます。

歌に合わせて、一緒に体を動かすこともあります。音楽の教員だったころから、していることはあまり変わっていません。言葉で説得するより、乗れる形にするほうが早いんです。

手応えのあった日というのは、うまく説明できた日ではありません。伝えたかったことを、その子の毎日の中に置けた日です。

私の「なぜ」- The Story

「頭ではわかっている。でも、なぜか一歩が踏み出せない」
そのもどかしさの正体を、私はずっと探求してきました。

原点は、幼い日の祈りです。言葉の壁で隔てられていた、言葉を話さない友達と、どうしても心を通わせたかった。
頭で考え、言葉を重ねるだけでは届かない領域がある。本当の繋がりや自信は、「やってみる」「失敗する」「それでもまた手を伸ばす」という、泥臭い実践の中にしか存在しない。

その「どうしても話したかった」という気持ちのまま、私は特別支援学校の教員になりました。教えていたのは、音楽です。

始業式の日のことです。興奮が収まらなくなった子がいました。誰が声をかけても、止まりません。
そのとき私がしたのは、注意することではありませんでした。校歌を、いつもの一・五倍ゆっくりのテンポで弾いたのです。そのテンポに合わせて体を動かすうちに、その子は落ち着いていきました。
環境を、少しだけ変えてあげる。それだけで、本人はリラックスして、むしろ楽しむことができる。——教室で私が受け取ったのは、この一つでした。

「愛は、観念ではなく、動詞である」
このシンプルな真実が、私のすべての活動の土台です。
けれど、あるとき、もう一つの大切な真実に気づかされました。

3人の子どもを育てる中で、わが子の発達に悩みを抱えました。どれだけ愛情を注いでも、どれだけ対話を重ねても、なかなか届かない。「私の愛し方が足りないのだろうか」と、自分を責めた日々がありました。
教室では「環境のほうを変えればいい」と思えたのに、自分の子どものことになると、「社会の枠組みにはめないといけない」と思い込んでいました。いちばん近いところでは、同じ眼差しが働かなかったのです。
転機は「栄養」でした。

といっても、私が先に飛びついたわけではありません。先に学びはじめたのは、夫のほうでした。家の中で、言うことや、やることが少しずつ変わっていくのを、私はしばらく黙って見ていました。
そして自分から、「私も学びたい」と言いました。誰かに勧められたからではありません。変わっていく様子を見て、自分で決めたことです。

体の土台を整えることで、子どもが目に見えて変わっていった。その体験を通して知ったのです。心を育てるには、まず体という土台が満たされていなければならない。どんなに深い愛も、体のエネルギーが枯渇していたら、届けることも受け取ることもできない。
「愛は動詞である」——その動詞を実行するためのエネルギーの源が「栄養」だったのです。

栄養、というと、難しい言葉に聞こえるかもしれません。
けれど私が栄養の話をするとき、最初に思い出すのは、栄養素の名前ではないんです。育ったのは岩手の海辺の町でした。親戚に漁師がいて、食卓にはいつも、とれたての魚が並んでいました。思い出すのは、あのころの食卓です。
栄養は、知識である前に、暮らしなのだと思います。

現代は安全で快適になりました。
その一方で、私たちは大切なものを失ったのかもしれません。建設的に叱られ、何度でも失敗し、心の痛みを通して自分の体で答えを学んでいく、あのかけがえのない経験を。

うまくできなかったのだとしたら、それはあなたが悪いのではありません。体の土台が揺らいでいただけかもしれない。安心して何度でも転ぶ練習ができる、安全な「庭」がなかっただけなのです。
私は、その失われた「庭」を取り戻したい。

まず体を栄養で満たすこと。そして心のしなやかな「体幹」を共に育むこと。
溢れる元気と愛で、あなたの温かい伴走者であり続けたいと願っています。

私の「何」- The Facts

経歴 (Career History)

  • 弘前大学 教育学部 障害児教育課程 卒業
  • 元・特別支援学校 教諭
  • 医療法人社団ビバーチェ 小森こどもクリニック 運営統括マネージャー(小児外科専門医のクリニックで、いまも現場に立っています)
  • LifeCrescendo 代表 / 心と体の栄養カウンセラー / ライフコーディネーター

資格 (Qualifications)

  • オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)認定
  • 特別支援学校教諭1種免許(知的障害・肢体不自由・病弱)
  • 中学校・高校 音楽教諭1種免許
  • 7つの習慣®実践会 認定ファシリテーター
  • ベビーマッサージ・タッチケアセラピスト

活動内容 (Activities)

  • LifeCrescendo Community『愛は動詞』のアトリエ 主宰
  • クリニックでの栄養カウンセリング(心と体の土台づくり)
  • タッチケアを通じた家族の幸福と成長支援
  • Podcast『愛でいっぱいまるまるタッチ』パーソナリティ(二百回を超えて、毎週配信中)
  • ウェルビーイングと「愛」をテーマにした講演・執筆活動
  • 「7つの習慣®」実践会(一般社団法人7つの習慣アカデミー協会認定)の開催

大切にしている価値観 (Cherished Values)

  • 愛、勇気、そして、継続力
  • 自己成長と他者貢献の調和

シスターの渡辺和子さんを、私はずっと先生のように思ってきました。本を読み、クリニックの現場でも家でも試し、また読み返す——その繰り返しです。Podcastとnoteの名前にしている「愛は動詞」も、渡辺和子さんの本と『7つの習慣』の交点で受け取った言葉です。学んだことは、自分の暮らしで実践しながら、これからお伝えしていきたいと思っています。

「一人ひとりがその人らしく輝ける社会」の実現を目指し、日々活動しています。
タッチケア、子育て、人生のさまざまな場面での効果的な習慣づくりについて、お気軽にご相談ください。

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